トップページ > なにわ黒牛誕生物語 
 
 

 


松田さんのなにわ黒牛・生産肥育牧場をスタートしたきっかけは、高橋さんとの出会いがはじまりでした。

高橋さんは、昭和50年、わずか10頭の牛の飼育からはじめ、努力の結果、80頭ほどの牛の肥育牧場をスタートさせることができました。

やがて輸入牛の自由化がはじまり、市場では価格が安く、本来の味がしない牛肉が出回りました。本来の牛肉の味、和牛を将来世代まで残すという想いを胸に、牧場の牛を全て和牛に切り替えました。


 
 


平成14年、高橋さんが心筋梗塞で入院してしまいました。

健康状態と体力に自信を無くし、廃業を考え始めた時、畜産業界で研究熱心な松田さんが高橋さんを説得しました。

「高橋さん、今まで牛飼いとして生きてきて、このまま撤退したら悔いが残りますよ。今後、消費動向は一流銘柄ではなく美味しさで勝負する時が必ず来る。本当に良い物ができれば同調してくれる仲間がきっと現れるから、一緒に頑張って、受け継がれる牛を育てましょう。」
この言葉、この縁が「なにわ黒牛」の誕生につながったのです。

松田さんの人脈で高橋さんをサポートし、二人で肉の美味しさを決める、配合飼料、育て方を熱心に研究してきたのです。
 


長年の研究と熱い想いで、脂がしつこくなく、口溶けが良い、本来の牛肉の味に到達することができたのです。

松田さんは畜産農家に対する問題意識を強く持ち、将来世代を考えた牧場づくりのことや、本来の牛肉の味を将来世代に残そうと考えているのです。

販売する私たちも、牛肉を販売する売り手ではなく、牧場の想いを皆様に伝える媒介役になれば「なにわ黒牛」のファンが広がるのではないかと思いスタートしました。

プロの料理人さんからは、「肉質、脂が良質で本当に味があって美味しい」とのお声を頂いております。これからは「肉質」だけではなく「牧場の想い」をもっと広げていきたいと考えています。
 


生産者松田さんの想いはここにあります。

安心・安全なんて当たり前なのです。
また霜降りや見た目でA4・A5というランク付けを追求するのは生産者側のエゴにすぎません。

本来の美味しい牛肉を皆様に食べて笑顔になってほしい。ただそれだけなのです。そして、命を頂いているのに、ただ見た目にこだわり、味が二の次では牛に申し訳ないと思います。

今、海外からは様々な牛肉が流通しています。価格競争に追い込まれ、和牛生産者様が本来見失いかけている、味へのこだわりの想いを、もう一度思い出していただきたいと松田さんは考えております。

すべての牧場、そして未来の子供達に本来の美味しさを感じることが出来るように食の大切さをなにわ黒牛 生産肥育牧場から伝えていきます。